堺筋本町駅すぐの皮膚科「堺筋本町しらとり皮ふ科」です。わかりやすく丁寧な診療を心がけ、おひとりおひとりのあらゆる皮膚のお悩みに寄り添い、地域に貢献させて頂きます。

掌蹠膿疱症

掌蹠膿疱症Palmoplanter Pustulosis

掌蹠膿疱症 イメージ

掌蹠膿疱症は、手のひらや足の裏に膿を含んだ小さな水ぶくれや膿をもったぶつぶつ(膿疱)が繰り返し発生する慢性の皮膚疾患です。慢性期は皮膚が厚くなったりかゆみや痛みを伴うことがあります。症状が悪化すると皮膚のひび割れや剥がれ、細菌感染が生じることもあります。また、慢性的に経過する中で鎖骨や胸の中央の骨が痛くなることがあり、掌蹠膿疱症性骨関節炎と呼ばれます。

掌蹠膿疱症の主な原因

  • 扁桃炎や虫歯、副鼻腔炎などの慢性感染症
  • 金属アレルギー(歯科金属など)
  • ストレスや過労、喫煙
  • 自己免疫異常など

掌蹠膿疱症の診断

掌蹠膿疱症の診断は、視診や問診を通じて行います。必要に応じて以下の検査を行うこともあります。

  • 血液検査
  • 細菌培養検査:膿疱部の感染の有無を確認します。
  • アレルギーテスト:金属アレルギーの有無を確認します。

当院で行っている治療法

掌蹠膿疱症の治療は、原因に応じたアプローチを行います。

01.外用薬

ステロイド外用薬
ビタミンD3外用薬

02.内服薬

抗アレルギー薬
痒みが強い場合など。
免疫抑制剤
既存治療で効果が乏しい重症例に。
抗菌薬
扁桃炎などの感染が関与している場合。
ビオチン
PDE4阻害薬
既存治療で効果が乏しい中等症以上に。

03.紫外線治療(PUVA・ナローバンドUVB)

紫外線を照射することで、皮膚の炎症を抑え、症状を改善します。

04.生活習慣の改善

禁煙
喫煙が発症や悪化の要因となるため。
口腔内のチェック
歯科金属アレルギーの可能性がある場合。
ストレス管理

大阪市中央区の堺筋本町しらとり皮ふ科では、患者様の症状に応じた適切な治療をご提案いたします。重症な掌蹠膿疱症は生物学的製剤の適応になることもあり、その際は基幹病院へ紹介させていただきます。
掌蹠膿疱症は長期的なケアが必要な疾患ですが、適切な治療を行うことで症状を軽減し、生活の質を向上させることが可能です。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

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